公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

多様な働き方の例を示していく必要がある科です。

榎本 尚助Naosuke Enomoto

出身地大阪府 
出身大学奈良県立医科大学
卒業年度平成27年度
勤務先三重大学病院
専門分野産婦人科一般
部活動/趣味剣道/ポイ活
いま熱中していること子育て 

きっかけは初期研修で経験した「若い家族を救う」という使命感。

産婦人科に決めたきっかけは? 初期研修は高齢者の多い病院で行っていました。初期研修2年目の時に産婦人科のローテーションを連携施設で行いました。40代の患者様とそのご息女に対する婦人科悪性腫瘍手術の説明に同席した際に、若い家族を救うという、これまでにない使命感を感じたことがきっかけだと思います。その後、産科医療の雰囲気にも触れ、そのスピード感にも驚きました。合併症妊娠では、他の診療科にまたがる横断的な感覚もあり、産婦人科に決めました。

臨床業務を行いながら研究する必要のある分野・問題点を見つけ出す。

現在の産婦人科生活について 後期研修を終え、現在は三重大学で大学院生として、臨床業務を行いながら、研究も行っています。研究する必要のある分野・問題点を見つけ出すために、臨床力は必要であると教わっています。

出産という家族の幸せの絶頂を守る仕事を一緒にしませんか。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科の雰囲気は、チームというよりファミリー感があります。
子育てをしながら働くことなど、色々な働き方、持続可能な働き方の例を示していく必要がある科です。
女性はコミュニティーの最小単位です。女性の一生を守ることでコミュニティーを、社会を守りませんか。出産という家族の幸せの絶頂を守る仕事を一緒にしませんか。