分娩に立ち会った時に両親から言ってもらった「ありがとうございました」

産婦人科に決めたきっかけは？ 産婦人科に興味を持ったのは研修医１年目の必修ローテーションの時でした。それまでは脳神経外科医になろうと考えており、産婦人科には全く興味がありませんでした。しかし分娩の素晴らしさや周産期管理の奥深さ、緊急性の高い症例などを経験し自分の性にとても合っていると感じました。研修２年目でも産婦人科を選択し、分娩に立ち会った時に両親から言ってもらった「ありがとうございました」が忘れられず産婦人科になることを決意しました。

現在の産婦人科生活について 現在は東京医科大学茨城医療センターに出向しています。5人の同僚と共に産科・婦人科と全般的に診療しています。無痛分娩を本格的に開始したり自分の興味のある分野をさらに伸ばすチャンスと捉え充実した生活を送れています。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 将来、どの科に進みどのような医師になろうかと期待と不安で一杯かと思います。産婦人科は産科・婦人科・生殖・女性ヘルスケアと多岐にわたり女性全般を診ることができます。特に産科は生命の誕生をお手伝いできる唯一の科です。辛いことや苦しいこともありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。
一緒に働けるのを楽しみにしています。