公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

Satoshi Tamauchi

できるだけ多くのお産に立ち会って欲しい

玉内 学志Satoshi Tamauchi

出身地群馬県⇒愛知県⇒静岡県
名古屋大学
卒業年度平成23年
勤務先名古屋大学医学部大学院
専門分野腫瘍
部活動/趣味ラグビー/けん玉
いま熱中していること2019年ラグビーW杯に向けて、世界と日本のラグビー情勢を猛勉強中!頑張れジャパンラグビー!

産婦人科の仕事や、先生たちの魅力に引き込まれる

産婦人科に決めたきっかけは? 夏休み明けの最初のポリクリが産婦人科でした。夏の大会が終わってラグビー部を引退し、そろそろ真面目に実習を受けようかなと思っていたタイミングでした。
実習先で、「どっちがお産に多く立ち会えるか競争だ!」とローテの研修医に言われ、積極的にお産に立ち会う中で、お産をはじめ産婦人科の仕事や、先生たちの魅力に引き込まれました。楽しくてやりがいのある仕事なんだなぁと思ったのがきっかけです。学生、研修医の皆さんには、まずはできるだけ多くのお産に立ち会って欲しいと思っています。

最大のメリットは、on-offを自分で調節できること

現在の産婦人科生活について 大学院生としての2年間の臨床dutyを終え、現在は臨床から離れ、基礎研究室に出向して産婦人科とは関係ない研究をしております(神経芽腫)。基礎研究のノウハウを身につけ、将来産婦人科での研究に役立てたいと思っています。
基礎研究室生活の最大のメリットは、on-offを自分で調節できることだと感じています。平日のoffは筋トレをしてオンデマンド配信でラグビーの試合をチェックしつつ、最近我が家に導入された電子ピアノで、夜な夜な練習に励んでいます。tong pooという連弾曲を練習してますので、いつか娘と連弾できたら良いなと思っています。週末のoffはだいたい公園めぐりしています。レジャーシートを敷いてお弁当を食べるのが、我が家の休日の昼食です。

しんどい部分を減らして、産婦人科を選びやすいような環境にしたい

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科医はとてもやりがいのある仕事です。やりがいがあるので、しんどくても続けて来れましたが、しんどい部分をもっと減らしていって、将来みなさんが産婦人科を選びやすいような環境にしたいです。ただ、しんどい部分を減らして人を増やすには、産婦人科で働いてくれる人が増えなきゃいけないというジレンマもあります。我こそはと飛び込んでくれる人、大歓迎です。働き続けやすい環境を一緒に作りましょう