女性の一生に関わり、その助けになりたい

産婦人科に決めたきっかけは？ 祖父が産科医として開業しており、幼い頃から生まれたばかりの赤ちゃん達、その誕生を喜んでるお母さんやそのご家族の姿を見ていました。出産した後も懐かしがって祖父に会いに来る患者さんもおり、「おめでとう」と言って微笑む祖父の姿に憧れを持っていました。
学生や研修医の時もやはり一番魅力を感じたのは産婦人科。女性の一生に関わり、その助けになりたいと思い産婦人科を選ぶ事に決めました。

現在の産婦人科生活について 現在子育てをしながら大学にて病棟、外来、当直業務を行っています。娘のお受験と自身の専門医試験も無事に終わり、少しホッとしている所です。最近は学会発表や論文作成、後輩への指導に時間を費やしています。また、サブスペシャルティとして周産期と女性医学を選び学んでいます。帰宅後は娘の食事やお風呂、勉強や寝かしつけ、休日は習い事の送迎で慌ただしいですが、家族・職場の方々のサポートを頂きながら毎日を過ごしています。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科は忙しそう、プライベートの時間もないのではと不安に思う声をよく聞きます。私も入局前は不安に思っていました。しかし、実際は家族や職場の方々に助けてもらいながら充実した毎日を過ごす事ができております。
色々な働き方があると思います。産婦人科に興味を持っているのに、諦めてしまうのは勿体無いです！ぜひPOP2やサマースクールなど参加して頂き、産婦人科の楽しさややりがいを感じてもらえたらと思います。