未来を支える医療をしたい。

産婦人科に決めたきっかけは？ 妊娠、出産に触れたことがきっかけでした。
初期研修医の時は産婦人科に入局するとは思っていませんでした。新しい命の誕生を目の当たりにし、出産の尊さを知り、そしてそれを支える医療の素晴らしさを体感しました。そんな医療を支える一員になり、未来を支える医療をしたい。そんな思いから産婦人科を志すようになりました。

現在の産婦人科生活について 現在は母体救命対応型総合周産期医療センターに勤務しています。私の現場では、毎日、新しい命の誕生という喜びがある一方で、産科合併症やあらゆる不安や苦悩を抱える患者や家族が多くいます。妊娠、出産にはどんな方にも不安はつきものと思いますが、少しでも安心して過ごしていただけるようサポートを心がけています。
一生懸命考えて全力で医療を提供できる産婦人科を専攻して、後悔したことはありません。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 私自身、産婦人科になろうと思って医師を志したわけではありません。産婦人科に触れてみると、想像している以上の多くの魅力があると思います。専攻科を決める前に少しでも触れてみてください。決して後悔はしないと思います。そして、未来をつなぐ医療を、一緒にしましょう。