公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

産婦人科医療は未知に溢れた冒険。

前田 裕斗Yuto Maeda

出身地東京都
出身大学東京大学
卒業年度平成25年
勤務先国立成育医療研究センター
専門分野周産期
部活動/趣味バドミントン/料理/読書
いま熱中していること臨床研究・論文を書くこと

自分の原点に立ち戻り、産婦人科に決める

産婦人科に決めたきっかけは? 医学部6年の実習で、早産児の帝王切開を見たことがきっかけです。20週、30週と頑張ってきたのに、たった数週間早く産まれてしまっただけで幸せなはずのお産が辛い思い出になりかねない。こんな理不尽なことはないと思いました。お腹側はタオルで見えず、下半身は動かないけど意識はある。もし泣き声が聞こえなかったら…自分だったらと思うとゾッとします。その瞬間、この理不尽な「早産」をなんとかしたい!という強いモチベーションが生まれ、それは次第に産婦人科医療全体の興味へと繋がっていきました。
研修医になり、循環器内科や小児科と迷いましたが、最後は上で述べた自分の原点に立ち戻り、産婦人科に決めました。

毎日研鑽、毎日楽しく過ごしています。

現在の産婦人科生活について 成育医療研究センターで周産期を専門として働いています。毎日お産に関わる傍ら、臨床研究に精を出し、日常診療に還元できるような論文を出すべく毎日研鑽を積んでいます。
休日は当直がなければ全くのフリー!
高校から続けるバドミントンや、料理、食べ歩きetc 毎日楽しく過ごしています。

メリハリがあり働きやすい診療科

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科医療は未知に溢れた冒険といつも思っています。まだまだ分からないことが沢山あり、今後最も研究しがいがある注目の分野です。LancetやNEJM、JAMAでも論文数が年々伸びています!
また、実はメリハリがあり働きやすい診療科でもあります。少しでも興味があればぜひサマースクールなどイベントに来てください。損は絶対にさせませんよ!