RECRUIT EVENT : SPRING FORUM
SPRING FORUMスプリングフォーラム
REPORT
日時 | 1日目:2024年3月16日(土) 13:00-18:00(懇親会あり) 2日目:2024年3月17日(日) 09:00-12:00 |
開催場所 | グランドプリンスホテル広島(現地開催) |
運営側人員 | 30名 主催:日本産科婦人科学会 共催:日本産婦人科医会 |
テーマ | シン・産婦人科医のキャリアデザイン〜私たちはどう活きるのか〜 |
参加者 | 卒後5年目〜22年目の産婦人科医 68名 (うち、男性33名、女性35名) |
外部講師 |
アチーブメント株式会社 人事部
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プログラム |
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5年ぶりに現地で開催された第14回産婦人科スプリングフォーラムは、臨床・研究・教育・家庭など日々の生活に追われ、長期的なキャリアデザインに悩む若手産婦人科医の皆様を対象にしました。「各人が長期的なキャリアを満足できる形で築けるよう支援する」「異なるキャリアデザインに対する相互理解と支援を深める」ことを目的として、全国各地から多数の方にご参加いただきました。自らのキャリアデザインや人生のIkigaiを共有し、個々の悩みや解決策について熱心な議論が行われました。
外部講師の山森氏からはIkigaiチャートやキャリアデザインの作成ノウハウ、さらに自身のキャリアデザインを実現するために他者とどのようにコミュニケーションを取るべきかについて、非常に興味深い講演をいただきました。参加者からは、「自分のキャリアや人生のIkigai について考える良い機会になった」「自分の現状や今後の目標を明確にすることができた」といった感想を数多くいただきました。
2日間のセミナーで自身の生きがいやキャリアデザインを完全に構築することは難しいですが、今回得た思考プロセスを定期的に繰り返すことで、参加一人ひとりの長期的なキャリアの明確化を図り、組織内での相互理解と支援を推進するきっかけを作りたいと考え、このセミナーを準備しました。さらに、本セミナーで生まれた参加者同士の意見交換や連携が、将来の産婦人科医療をより良い方向へ導くきっかけとなれば喜ばしい限りです。
スプリングフォーラム終了後、アンケート調査を実施し、イベントの満足度や考え方の変化に関する評価をいただきました。アンケートへご協力いただいた皆様に、この場を借りて改めて感謝申し上げます。お陰様で、全参加者68名からの回答をいただくことができました。
イベント全体の満足度は非常に高く、約8割の参加者がキャリアデザインに対する考え方に変化があったと回答しました。これは、イベントが参加者の行動変容の機会になったことを示すと考えます。参加者間の交流も期待されたイベントであり、高い満足度を得られました。
イベント参加前には70%の方が「周囲に自身のキャリアデザインに関するロールモデルがいない」と回答していましたが、スプリングフォーラムを通じて半数以上の方が「ロールモデルを見つけられた」と回答しました。
外部講師の山森様の講演に対しても、全体的な満足度は非常に高いものでした。今回は5年ぶりの現地開催となりましたが、9割以上の方が“現地開催でよかった”と回答しました。今後の開催形式については、委員会で検討中です。
3ヶ月後を目処に、今回のスプリングフォーラムにご参加いただいた皆様を対象に、オンラインで座談会を開催する予定です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
コロナ禍でのオンライン開催を経て、5年ぶりに現地でのスプリングフォーラムが開催されました。Face to faceでの議論は非常に白熱し、参加者間に強固な横の繋がりが生まれたと感じています。ワークショップでの議論を通じて、一人ひとりが「長期にわたって」「自分自身が納得できる形で」キャリアデザインを作り上げるきっかけになれば幸いです。引き続きさまざまなイベントを企画して参りますので、今後とも日本産科婦人科学会未来委員会若手委員の活動にご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
第15回産婦人科スプリングフォーラムについては、開催場所や日程が決まり次第、掲載いたします。
スプリングフォーラムワーキンググループ
未来委員幹事:草開妙、末光徳匡
リーダー:涌井菜央
サブリーダー:嶋村卓人、今井啓太
メンバー:上條恭佑、十河進仁、丹羽堅太郎、秋田啓介、飯田祐基、加嶋洋子、中尾優里